株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスより2016年に発売された、ファーガス・マクウィリアム著「自分の音で奏でよう!ベルリン・フィルのホルン奏者が語る異端のアンチ・メソッド演奏論(原題:blow your OWN horn!: horn heresies)」。
今回、同社よりお話を頂き、著者のファーガス・マクウィリアム氏にインタビューを行うことが出来ました。このインタビューを記念して、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス様のご厚意で、Wind Band Press読者3名様に同書をプレゼントいたします。
これがもう凄い本なので、「まだ読んでない」という方は、インタビューをご一読頂き、ぜひプレゼントにご応募頂ければと思います。
インタビュー記事はこちらから
https://windbandpress.net/15198
応募フォームは記事の一番下にあるので皆様ドシドシご応募下さい。応募締め切りは2020年3月16日(月)23:59です。
本書についての詳細はこちら。
自分の音で奏でよう! ~ベルリン・フィルのホルン奏者が語る異端のアンチ・メソッド演奏論~
商品コード:GTB01091762
発売日:2016年1月21日
仕様:A5判縦/244ページ
著者:ファーガス・マクウィリアム
監修:中島 大之
訳者:岩井 木綿子
【本書の内容】
【「ホルン界の異端児」への賛同の声、続々!】
“すごい!のひと言。言いたくても表現できないでいたことが、全部言葉にされている!”
“大学入学したての頃にこの本と出会いたかった!”
“ホルンに関する文献に、重要な書物が新たに加わった。 金管奏法のカリスマ指導者、アーノルド・ジェイコブズを信奉する人々もぜひ一読すべきだろう。”
+ + +
「……実践編においては、奏法に関する詳細な説明はほかに類を見ない。
とりわけ、呼吸法に関する記述でかつてこれほど細部に渡って説明された書物があっただろうか?
我々が薄々と感じていながら、言葉にできなかった事柄を、彼は次から次へと明快に言葉にしていく。
どのページを開いても、彼の言葉は自信に溢れている。これまでの因習的な教授法や、練習法、演奏法、さらに人間関係にまでアンチテーゼを投げかける。世界のホルン界で先陣を切った、勇気ある発言というべきであろう。
本書は右手の使い方など、ホルンの奏法における一部の専門的な記述を除いては、ホルンのみならず、あらゆる楽器の演奏家、音楽学生、音楽教師、音楽愛好家を、その新しい考え方で、実践的、そして哲学的に導いてくれる必読書であるといえる。」(中島大之)――監修者解説より抜粋
+ + +
【目次】
●第1部―観念的な問題と人間関係
第1章 人間関係と異端的考え方
1.1 真理と異端
1.2 なぜ教師が必要か?
1.3 承認と権限
1.4 異端:あぶない言葉と危険思想
第2章 マインドゲーム、考え方、戦略
2.1 練習:依存症、罪悪感、マゾヒズム(「肉体の酷使」)
2.2 変化に対する恐れ
2.3 ウォーミングアップという幻想(異端論―禁句)
2.4 ホルン性難聴
2.5 卵(ピーター・センゲばりに)
2.6 木を見て森を見ず
第3章 相対性ホルン論
3.1 状況判断
3.2 ロビン・フッド――ある逸話から
3.3 炎と光――イメージしてみよう
3.4 音vs.音楽?
3.5 正しい右手の位置
3.6 金管らしさ
3.7 単語ゲーム
第4章 プレッシャー
4.1 注目を浴びる
4.2 殻を脱ぎ捨てる
4.3 「ライト・スタッフ」(野望、情熱、欲求)
●第2部―実践編
第5章 お待ちかねの……技術的な問題
5.1 アンブシュア
5.2 呼吸法――吹くことについて知ろう
5.3 上吹きと下吹き
5.4 正真正銘役に立つ、効果的なエクササイズ
第6章 オーディション
6.1 理想の手段ではないけれど
6.2 オーディションのタイプ
6.3 音楽的なこと以外で役に立ちそうなヒント
6.4 オーディションの真実をめぐる10の戦術
エピ/プロ/ローグ
謝辞
参考文献
監修者解説 中島大之(国立音楽大学教授)
+ + +
■著者について
ファーガス・マクウィリアム(Fergus McWilliam)
スコットランド生まれ。幼少時に初めてオーケストラを聴き、ホルン奏者になることを決意。15歳で小澤征爾指揮のトロント交響楽団と共演し、ソリストとしてデビュー。イギリス、カナダ、オランダ、ドイツなど各地でオーケストラや室内楽アンサンブルの活動を行う。1985 年にカラヤン率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、2016 年現在も活躍中。また、後進の指導にも熱心に取り組み、ベルリン・フィル・アカデミーをはじめ世界各地の音楽大学でマスタークラスを開催。独自のアプローチはベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」にも取り入れられ、エル・システマジャパンの設立にも貢献した。
■監修者について
中島 大之(なかじま・ひろゆき)
札幌生まれ。幼少の頃よりヴァイオリンを学び、14 歳でホルンを始める。東京藝術大学音楽学部器楽科ホルン専攻卒業。東京フィルハーモニー交響楽団を経て、1989 年から2012 年までNHK交響楽団ホルン奏者。94 年文化庁在外派遣研修員として英国・ロンドンに留学。現在、国立音楽大学教授、昭和音楽大学講師。日本ホルン協会常任理事。
■訳者について
岩井 木綿子(いわい・ゆうこ)
英語ほんやく工房たてよこ屋幹事。筑波大学比較文化学類卒。主な訳書として『ドラゴンハンターロイ・チャップマン・アンドリューズの恐竜発掘記』(技術評論社)、『オオカミたちの隠された生活』(エクスナレッジ)など。筑波研究学園都市吹奏楽団所属。
※プレゼントの応募受付は終了いたしました
※抽選および発送は株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス様で行います。
※ご応募いただいた個人情報は、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス様、またWind Band Pressを運営するONSAからの新商品情報のお知らせ(メルマガ登録)などに使用させて頂く場合がございます。予めご了承ください。
協賛
その他Wind Band Pressと同じくONSAが運営する各事業もチェックお願いします!
■楽譜出版:Golden Hearts Publications(Amazon Payも使えます)
■【3社または3名限定】各種ビジネスのお悩み相談もお受けしています!
様々な経験をもとに、オンラインショップの売上を上げる方法や商品企画、各種広報に関するご相談、新規事業立ち上げなどのご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
▼人気の記事・連載記事
■プロの指揮者・岡田友弘氏から悩める学生指揮者へ送る「スーパー学指揮への道」
■有吉尚子の【耳を良くする管楽器レッスン法】~ソルフェージュ×アレクサンダー・テクニーク~
■【エッセイ】ユーフォニアム奏者・今村耀の『音楽とお茶の愉しみ』
■石原勇太郎の【演奏の引き立て役「曲目解説」の上手な書き方】
■石原勇太郎エッセイ「Aus einem Winkel der Musikwissenschaft」
■音楽著作権について学ぼう~特に吹奏楽部/団に関係が深いと思われる点についてJASRACさんに聞いてみました
■【許諾が必要な場合も】演奏会の動画配信やアップロードに必要な著作権の手続きなどについてJASRACに確認してみました